コーヒーは冷え性、低血圧の人に良いって本当?

 近頃、本当に寒い日が続きますね。寒い日には温かい珈琲が無性に飲みたくなります。コーヒーって実は冷え性、低血圧の方に良いってご存知でしたか?コーヒーにはさまざまな効能がありますが、本日はその不思議な効能についてご紹介いたします。

暖かいコーヒー

 コーヒーには血液の流れを良くする作用があります。
コーヒーに含まれているカフェインには心臓の働きを活発にさせ、血液循環を良くする効果があります。
毛細血管を広げ血液の流れがよくなることにより、全身の体温を上げてくれますので、冷え性や低血圧の方に良いと言われています。特に朝に弱い低血圧の方には、活動的にする効果があります。

 低血圧の方に良い…とすると高血圧の方には良くないの?と思うかもしれませんが、実は高血圧の方にもいい効果があるんです。

 血圧は血液が流れにくくなると高くなり、血液が流れやすくなると下がります。
血液が流れにくくなると、心臓は強い力で血液を送り出すため、血管に強い圧力がかかります。そのために血圧が高くなるんですね。

 コーヒーによる作用で毛細血管が広がり、血流が良くなる…そして血圧を下げるように働きかける。つまり、低・高血圧両方に効く、「悪い部分に作用して普通に戻そうとする」不思議な働きがコーヒーにはあるんです。

 とはいえ、いくら効果があるからと言って飲み過ぎるのにはご注意くださいね。
成人はコーヒー1日3杯くらいまでが目安になります。

 意外な働きと思われるかもしれませんが、寒い日に無性にコーヒーが飲みたくなるのは体がぬくもりを求めているのかもしれませんね。

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